引き出物の相場はいくらなの?

残念ながら結婚式に評判を落とす新郎新婦もおります。その多くは料理のグレードが極端に低い、引き出物が明らかに安物などゲストに不快な思いをさせてしまうことが原因です。

このページではゲストを不快にさせないための引き出物の相場について解説していきます。

※今回の記事ではリクルートブライダル総研が発表している『ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ』を活用しています。

引き出物の相場 金額編

まずは気になるお金の話からはいりましょう(笑)
ここでいう引き出物はプチギフトを除くメインの引き出物、引き菓子、縁起物などのプラスワンアイテムなど引き出物袋にいれるギフトの合計額です

全国平均

以下は全国平均の総額とゲスト一人あたりの金額です。新郎新婦の年齢が高くなると引き出物の金額も高くなる傾向がありました。

総額 平均 34.8万円
一人あたり 平均 6.4千円

ちなみに、引き出物の金額は年々増加傾向にあります。ゲストに対して「おもてない」を考える新郎新婦が多くなっているともいえます。つまり、年々増加傾向にある中で引き出物をケチるとゲストの印象は一気に悪くなります。

都道府県別

以下は一人あたりの引き出物の金額を都道府県別に記載した表です。北海道に関しては会費制のため他の地域より極端にやすくなりますので、他の地域で北海道と同等の額にするとゲストの印象は最悪になります。

都道府県名 平均額(千円)
北海道 2.0
青森・秋田・岩手 5.1
宮城・山形 6.5
福島 6.5
茨城・栃木・群馬 6.5
首都圏 6.6
新潟 8.7
長野・山梨 6.7
富山・石川・福井 9.9
静岡 6.8
東海 7.0
関西 6.4
中国 6.5
四国 7.1
九州 5.2

引き出物の相場 品数編

続いては品数の相場をみていきましょう。品数も金額と同じく地域により差があり、金額が高い地域ほど品数も多くなります。

全国平均

全国平均は『2.8品』です。
最も多い品数が3品で王道パターンはメインの引き出物+引き菓子+縁起物になります。

都道府県別

続いて都道府県別にみていきましょう。

都道府県名 品数
北海道 1.5
青森・秋田・岩手 2.3
宮城・山形 2.7
福島 3.0
茨城・栃木・群馬 3.1
首都圏 2.8
新潟 3.8
長野・山梨 3.2
富山・石川・福井 4.4
静岡 3.2
東海 3.2
関西 2.9
中国 2.9
四国 3.3
九州 2.3

富山・石川・福井の北陸三県については5品を用意する割合が52.2%以上もあります
東京や大阪などの首都圏は二品が多くなったとはいえ、平均でみると三品を用意するカップルが多いといえます。

引き出物の基本

以下では引き物の基本として商品やマナーについて解説しています。

いつから検討をするの?

引き出物の検討は早ければ早いほど良いです。
ただ招待ゲストの人数が分からない限り、決めることができないため、おすすめは招待ゲストが確定したら本格的に引き出物を検討し始めましょう。

ちなみに、先輩カップルのデータでは披露宴の7.3ヶ月前から検討を開始し4.8ヶ月前に決定しています。

人気の引き出物ランキング

以下では人気の引き出物をランキング形式でご紹介します。

  1. カタログギフト
    実に72.8%の新郎新婦が引き出物にカタログギフトを選んでいます。カタログギフトは相手の好みが分からなくても失敗が少ない引き出物のため多くの方が利用しています。その一方で「定番すぎる」や「選ぶものがない」という声も。最低でも3,500円以上のコースを用意するのがおすすめです。
  2. 食器
    35.7%の新郎新婦が食器を選んでいる根強い人気があります。ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲン、ティファニーなどの人気ブランドも多く、年配から若い方まで認知度の高いブランドがあります。価格帯も様々ですので贈り分けもしやすい商品です。
  3. タオル
    ここ数年で非常に人気のアイテムがタオルです。特に今治タオルはブランド認知度もありますし、食器と違い好みの違いが表れにくいにも関わらずタオルのサイズで価格帯も変わるため贈りやすい商品です。使ってみたいけど、なかなか自分では買わない商品のため喜ばれるアイテムといえますね。
  4. キッチン用品
    割合は非常に低く8.7%になります。ストウブ鍋やおしゃれなガラスポット、カトラリーなど相手の趣味嗜好が分かっているときは非常に喜ばれる商品です。一方で不必要な人には「いらない」となるため相手を選ぶ商品です。
  5. インテリア
    さらに割合は低くなり2.3%となります。インテリアは本人の好みが大きく表れるため商品選びは慎重に。もし好みが分からないならインテリアアイテムは避けた方が無難です。

以上が先輩カップルが選んだ引き出物でした。
実はその他のアイテムを選んだ新郎新婦は9.4%ほどいます。他にもコスメやバスグッズなどがありますので、ゲストの趣味嗜好を考えながら独自の色をだしているといえそうです。

結婚式の引き出物マナー

誰もが結婚式は初めてのことのため分からないことだらけだと思います。以下では引き出物の一般常識としてマナーをご紹介します。

もはや贈り分けは当たり前

引き出物はもはや贈り分けが当たり前になっています。
実に85.1%の新郎新婦がゲストによって引き出物の中身を変える贈り分けをしています。そもそもご祝儀の金額が異なるため当たり前といえば当たり前です。

贈り分けパターンは平均で4.0パターン
5パタン以上が24.8%もいるほど、新郎新婦は引き出物にこだわっています。

引き出物なしはありえない

海外だろうがリゾートウェディングだろうが引き出物は絶対に必要です。
もしも引き出物なしで披露宴をするつもりなら、厳しいことをいうと残念ながらあなたには結婚式をしてゲストを招待する資格はありません。

仮に引き出物なしで結婚式をしたらどうなるか?
非常識というレッテルを貼られて、ゲストとの関係は必ず壊れます。「引き出物ぐらいで?」と思った方は他人に迷惑をかけず、家族婚にしておいた方が無難です。

引き菓子は必ず必要

会費制や家族婚以外の一般的な結婚式なら引き菓子は必ず用意します。
よく「引き菓子なしでメインを高くする」と考える人もいますが、引き菓子はゲストの家族向けの引き出物です。会員制以外であれば最低でも二品は守るようにしましょう。

引き出物にNGなアイテム

実は引き出物にはNGアイテムがあります。
それは包丁やハサミなどの刃物や切れ物で”縁が切れる”を連想させるため縁起が悪いとされています。

予算が足りないときの解決手段

引き出物で失敗しない唯一のポイントは”相場以下の引き出物を用意しない”です。これさえ守れば少なくてもゲストから「マナーのない新郎新婦」と思われることはありません。

しかし、予算の関係でどうしても相場以下になってしまうという方もいるかもしれません。他にも予算オーバーで挙式全体で削らないといけないという方もいるかもしれません。

以下では引き出物の予算不足のときの解決手段をご紹介します。

引き出物の持ち込み

削減目安:2~10万円

結婚式場から引き出物の購入するとき引き出物の割引はほとんどありません。
その一方でインターネットのショップは平均して2~3割、商品によっては半額以上の商品もあります。これらの商品を購入し式場に持ち込むことを『引き出物の持ち込み』といいます。

持ち込み料(1商品500円が相場)が必要になりますが、持ち込み料を含めても安くなることが多いです。もちろんアイテムの品質は式場と変わらずです。

宅配引き出物

削減目安:5~20万円

持ち込みだと持ち込み料が必要ですが、宅配には一切の手数料が不要。
さらに引き出物袋(式場だと500~1,000円とられます)が不要、価格も割引されるため大幅に予算を削減できます。